皆さんは考えたことありますか?感謝の反対語。
非感謝? 不感謝? でもそんな言葉は辞書に載っていないですよね。
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感謝の反対語は◯◯◯◯◯
感謝の反対語は何か?
答えを見る前に、ちょっと考えてみてください。
感謝の反対語・・・
・・・
・・・
・・・
実はそれは・・・
・・・
・・・
・・・
「あたりまえ」。
感謝の反対語は、「あたりまえ」なんです。
電車が時間通り来るのがあたりまえ。
電気・ガス・水道が使えてあたりまえ。
食事ができてあたりまえ。
家族がいてあたりまえ。
五体満足であたりまえ。
・・・あたりまえ。
・・・あたりまえ。
でも、それって、本当に、「あたりまえ」のことでしょうか?
チェックテスト
突然ですが!ここで、チェックテストをしてみましょう。下の2つの円をチラッと見てください。
Aの円とBの円、あなたはどちらに強く引きつけられましたか?
Aの完全な円に引かれた人は、心身ともに満たされていて、幸せの上にさらなる幸せを積み重ねていける幸運体質です。
あるものはある、ないものはないと、「今あるもの」に注目できる人です。どんな状態でも、不平・不満・グチをこぼさず、それゆえ次々と幸運に恵まれます。
一方、Bの不完全な円のほうに目を奪われた人は、欠けている部分、「ないもの」にフォーカスしてしまう心のクセがあります。私たちは、つい「ないもの」ばかりに目がいってしまいがちです。
「○○さんのところは、立派な一軒家だけれど、うちは違う」
「○○さんのところは、外車があるけど、うちはない」
「同僚のみんな、ブランドのバッグを持っているけど、私は持っていない」
今の自分にないものを書き出してもらったら、多くの人がノート3ページぐらい、ぎっしり書けるはずです。
視点を変えてみる
では、こういうリクエストをしたらどうでしょうか?
「あなたにあるものを書き出してください」
おそらくなかなか筆が進みません。
それはあるものが見当たらないからではなく、たくさんありすぎて、とても書きだすことができないからです。
Bの不完全な円に心が引かれた人に、この言葉を贈ります。
「ないもの」以外、すべてある!
これは、マンガ『キン肉マン』の中で、ラーメンマンが発したセリフです。
「ないもの」を獲得して心を埋めていけば、幸せになれるはずだという幻想を抜け出さないと、いつまでたっても「まだ・もっと地獄」から抜け出せません。
「まだ足りない、もっと必要だ!こんなんじゃダメだ!」
人と比べて、こんなにも自分は不足しているという発想で生きると、それを埋めるだけの人生になってしまいます。
永遠に満足できないまま、いつもイライラ・カリカリして「なんとなく満たされない」状態に陥ってしまうのです。
たえず何かが足りないという不足感・欠乏感。これを 「不欠(ふけつ)」 と呼んでいます。この不欠こそが、人間の不幸感の元凶です。自分にないものを数えるのではなくて、あるものにフォーカスしましょう。
幸せとは「なる」ものではなく、「感じる」もの
幸せって、「なる」ものではなくて、「感じる」ものなのです。
「ああ、幸せだなあ」と感じたら、そのとき人は、すでに幸せになっているのです。
でも、こう感じることができなければ、どうやったって幸せはありえないのです。
「ああ、おいしい。幸せだなあ」
「楽しいなあ。幸せだわ」
こう感じる時間が多い人ほど幸せなのであって、高価なものを食べられる人や、モノを多く持っている人が幸せなのではありません。
いくら高価なものを食べていても、モノを多く持っていても、「幸せだなあ」と感じることが出来なければ、幸せではないのです。
幸せは、青い鳥のように、追い求めたり探したりするものではありません。すでにあなたの中にあるのです。
それをあなたが感じれば、もうそれで幸せ。
「あたりまえ」のことに心から感謝できれば、あなたはすでに100%幸せなのです。
なくしてから初めて感謝するのではなく、日頃から「あたりまえ」状態に「ありがとう」と言える自分になりましょう。
すでに「あるもの」に意識を向けて、それらに感謝していくように心の習慣をシフトしていくと、なかったものが気にならなくなるだけでなく、いつの間にか自然に手に入ってくるのです。
まとめ
ないものだらけに見えるあなたには、ないもの以外、全部あるのです!
いま「ある」ものにフォーカスして、命を輝かせて 今を味わい 今を生きていきましょう!
幸せとは「なる」ものではなく、「感じる」もの